中小規模の旅館・ホテル宿泊管理ソフト - 旅館ホテルフロントシステム（PMS）

システムを自社開発した場合の相場

自社開発の場合、搭載する機能やシステムの規模によって費用が変わります。必要最低限の機能を搭載した小規模なシステムを開発するのであれば、数十万円ほどのコストに抑えることが可能です。

一方、複雑な機能を搭載した大規模なシステムだと、数千万円以上のコストになるケースも珍しくありません。自社にシステム開発人材がいない場合、外部のシステム会社に委託することになるでしょう。外注費は、必要最低限の機能のみで数十万～数百万円、多種多様な機能が搭載されていれば数千万円にものぼります。

また、システムの完成後はメンテナンスや保守管理にも費用が発生します。開発コストだけでなくランニングコストも考慮しなければならないため、最終的な自社開発予算は膨大なものになる可能性が高いでしょう。

システム開発の人件費と設備費

システムを自社開発した場合に、多くの予算を必要とするのが人件費と設備費です。ここからは、人件費と設備費の詳細についてご紹介します。

人件費

システム開発で最も予算配分が大きくなるのが人件費です。システムによっては、人件費のみで全体予算の80％を占めることもあります。

システム開発のためには、要件の取りまとめやスケジュール管理などを行うプロジェクトマネージャーが欠かせません。他には、システムを設計するエンジニアや、コーディングを行うプログラマーといった存在も必要です。

開発するシステムの規模が大きくなるほど必要な人員も増え、その分だけ人件費もかさみます。システム開発には想定以上に多くの人員を要することもあり、知らない間に人件費だけで予算をオーバーする可能性もあるため注意が必要です。

設備費

設備費は、2種類に分類できます。1つ目は、システム運営に必要な設備を導入するための費用です。主に、システムを稼働させるためのサーバーやツールを取り入れる際に発生します。

2つ目は、システムを開発するための環境整備に必要な費用です。例えば、通信費やパソコン代、開発を行う場所の光熱費などが挙げられます。システム開発を外部に委託する場合は、環境整備費用が見積もりに含まれていることがほとんどですので、あまり気にする必要はありません。しかし自社開発する場合は、環境整備費についても予算組みを行わなければならないため注意しましょう。

システムを自社開発すると、人件費や設備費などで多額の費用が必要となるため、専門の業者に導入を依頼したほうがコスト削減につながります。

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