中小規模の旅館・ホテル宿泊管理ソフト - 旅館ホテルフロントシステム（PMS）

バウチャーとは？

バウチャーとは、英語で「証明書、引換券、割引券」などの意味を持つ言葉です。旅館やホテルなどの宿泊施設においては、予約確認書を指します。

バウチャーには、宿泊施設の名称や電話番号、住所の他に宿泊者の名前、利用人数、泊数、部屋タイプなどが記載されているのが基本です。例えば、予約サイトを通じて予約があった場合、メールなどを使って宿泊者にバウチャーを送信します。

ここで気をつけておきたいのが、バウチャーとチケットは異なる点です。バウチャーは予約を確認するための書類ですが、チケットは新幹線などの乗車券や施設の入場券など、サービスを受ける際の引換券のことを指します。

宿泊者にとってのメリット

バウチャーの発行は、宿泊者に様々なメリットをもたらします。ここからは、主なメリットをご紹介しますので、参考にしてください。

スムーズにチェックインできる

バウチャーを持参してフロントに提出すれば、予約者本人であることを簡単に証明できます。予約サイトなどを通して事前に支払いを済ませていれば、バウチャーは支払い済み証明書にもなります。一から本人確認や支払い確認を行うよりも効率的にチェックインでき、スムーズに手続きを終えることが可能です。

宿泊客にとって、チェックインの手間はできるだけ減らしたいところです。チェックインに時間がかかれば客室でゆっくりできる時間も減り、満足度が下がる原因にもなります。バウチャーを有効活用してスムーズなチェックインにつなげれば、宿泊客が不満を抱くことも少なくなるでしょう。

予約内容を説明する必要がない

バウチャーには宿泊者の名前や泊数などが記載されているため、再度予約内容を説明する必要がないのもメリットです。また、チェックアウト時に精算済みの代金を請求されても、バウチャーの提示で証明できます。

宿泊者にとって、予約内容の説明や代金を精算済みであることの証明は大きなストレスにつながりかねません。宿泊施設との信頼関係にも悪影響を与えかねませんので、証明書としてバウチャーを用意しておけば不要なトラブルを回避できます。

近年はチェックイン時に名前を伝えるだけでよいケースも増えてきましたが、バウチャーを用意していたほうが証明書としての効力が高まります。事前に必要な書類を準備して、宿泊者が手間をかけることなくチェックインできるよう配慮するのがおすすめです。

株式会社アイックプランが提供するフロント業務システムでは、見積書の発行が可能です。窓空き封筒で、住所や氏名も印刷されますので、パンフレットなどに同封して送付できます。

また、変更があった際も、変更後の内容で随時発行できるのも当システムの特徴です。フロント業務システムの業者をお探しの際は、株式会社アイックプランにぜひお任せください。